マイナー武将列伝・織田家中編 




 下方貞清 
 しもかた さだきよ 
 生没年   1527〜1606   主君・所属   織田信秀・信長 
主な活躍の場  小豆坂の七本槍・桶狭間の戦い 
 
 弥三郎貞清。左近将監。
 春日井郡上野城主。
 織田氏の一族というが詳細不明。
 
 織田信長の馬廻として歴戦、一番槍は6度あったという。
 萱津の戦い・桶狭間の戦いなどでも槍の功名をあげる。
 黒羽織を着て攻める貞清の姿を「さながら稲妻の如く」と徳川家康麾下の内藤正成は評している。
 
 本能寺の変後も尾張を離れず、織田信雄・松平忠吉など歴代の尾張国主に仕える。
 慶長十一年(1606)、清洲城にて死去。
 
  
  補足   *  小豆坂の七本槍 −−− 天文十一年(1542)、岡崎の小豆坂における戦い。 信長記外伝8巻「父・信秀」参照
 * 本能寺の変に際し信長と共に戦死した中に下方弥三郎の名がみえる。   貞清の子であろうか。  子孫は尾張藩士。




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